取組概要
9月8日(日)に、国際学部 渡邊三津子准教授による、小学生を対象としたイベント「子ども大学そうか」が東京あだちキャンパスにて開催されました。
成果
「子ども大学そうか」は、草加市教育委員会と獨協大学が主催、文教大学と東京電機大学が協力する社会教育事業として、草加市内在住の小学5・6年生が文教大学、獨協大学、東京電機大学などの様々な場所で身近なテーマについて、大学教授や専門家の先生から直接学べる計5日間の講義です。
本学は2日目を担当し、「『貿易ゲーム』で世界の問題を考えよう」というテーマで、国際学部国際理解学科4名の学生もサポートに入り、講義が行われました。
当日は43名の小学生が参加し、国(グループ)ごとに分かれて製品を作り、作った製品をお金に換えて、そのお金を基に国づくりをする、という「貿易ゲーム」を行いました。
製品を作る際に配られる物資にはそれぞれ差があり、これは実際の世界各国の格差を表しています。
製品を作るために他国(グループ)との取引を通じて、必要な物資を得るなど、参加者はゲームに積極的に参加し、大変盛り上がりました。
講義終盤では、「貿易ゲーム」を行っての振り返りとして、参加者からの感想を聞き、その感想が実際の世界の問題につながっていることが、渡邊准教授から説明されました。
楽しみながらも、実際の世界の問題を知ることができる、とても充実した講義となりました。