取組概要
「学ファシについてもっと知りたい!」「秋からの学ファシ活動に参加するまでに何かしたい」という1年次生からの要望に応え、有志の学生ファシリテータ(以下、学ファシ)が交流イベント「Oneファシ」を自主的に企画・運営しています。第2回となる今回は、2022年7月13日(水)に「傾聴」にフォーカスしたワークを開催し、学生12名が参加しました。
成果
プログラムでは、4つのグループに分かれてカードを使ったアイスブレイクを行った後、今回のテーマである「聴く」ことをテーマにした2つのワークを実施しました。
1つ目のワークでは、「聴き上手な人はどんな人?」をテーマに、付箋紙を使いながらブレインストーミングを行い、まず各自で意見をできる限りたくさん出しました。次に、ブレインストーミングで出した付箋紙をグループ内で共有し、”意見が似ている”や”近しい”付箋紙を集めて模造紙にグルーピングするという「KJ法」を用いてまとめました。参加者は、このワークを通じて聴き上手になるにはどのような要素が必要かを考えました。
2つ目のワークでは、「ポーカーフェイス・コミュニケーション」と題し、異なる2つの「聴く」態度からファシリテータとして大切にしたい「聴く」姿勢について、体験を通じて学びました。
体験後には、進行を担当した学ファシが、「意図開き」を行い、実施した2つのワークを振り返りながら今回のねらい等をわかりやすく解説しました。
今回の参加者のうち約半数は前回に続いて2回目の参加でした。参加者の多くが「ファシリテーション」や「学ファシ」等への関心をきっかけに集まっていたことから、すぐに打ち解けていました。また、会場を2つに分けて実施しましたが、休憩時間には会場を行き来したり、終了後は他のグループの模造紙を見に行ったりと活発な様子が見られました。
参加者からは「このイベントシリーズには初めて参加したのですが、自分の想像を越える発見が沢山あって楽しかったです。」「1人で参加することに不安を感じていましたが、皆さんが気さくに話しかけてくださったのでとても楽しい時間を過ごせました!」といった感想が寄せられました。